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『MOZU』シリーズのオープニングを飾っていただき、

その世界観を決定づけてくれた坂本監督の長編デビュー作!

その映像美と謎に満ちた世界にただただ圧倒されてしまった!

一人で創りあげられた世界なのに、観終えた後に誰かとこの作品について語り合いたくなる…

そんな不思議な感覚が、身体の中から湧き出してくる。

自分の中に潜んでいる蟲が、この作品によって目覚めさせられたのかもしれない。

恐るべし坂本監督の才能‼︎

                     

羽住英一郎

   (  演出家・映画監督/『海猿』『MOZU』) 

アニメーション映画で本当に怖いと思ったことはなかった。

しかし、『アラーニェの虫籠』はそれを初めて体験させてくれた。

グロテスクな描写に頼るわけではなく、

Jホラー演出を巧みにアニメに昇華させた史上初の本格的ホラーアニメだろう。

これを一人で作った坂本サク監督と、

監督の才能を信じた福谷修プロデューサーに最大限の敬意を表したい。

                       

 

鶴田法男  

(  映画監督/『リング0 バースデイ』『ほんとにあった怖い話』) 

「後半、なんていうのかな、いい意味でも悪い意味でも、お客さん突き放すぐらいに、

イメージの連鎖っていうか、悪夢の連続で、どこまでいっても目が覚めないようなのが、

なんか『やだな』っていう感じがしたんですよ。

同時に、僕、今日(鑑賞が)二度目だったので……小さな子供に健康的なアニメを見せて頑張れーとか、

魔女っ子とかやってる世代の子に、ふと留守番の時にこれを見せたいなって。

そしたらたぶん、わけわからないけど、子供の時、とんでもないものを見せられた、

見てしまった気がするっていうトラウマを与える。

で、大人になって、ちゃんと見ても『やっぱりそのままだった』っていう映画にもってこいだなって思います。

これ、褒めてますから。ちょっとよくわからないかもしれないけど。

たぶん、そういう状態でみたら、またすごいのかなって」

(池袋シネ・リーブルのトークショーにて)

                       

 

清水崇 

 (  映画監督/『呪怨』『犬鳴村』) 

近年、アニメーション映画でホラーというジャンルをほとんど見た事がありません。

「アラー二ェの虫籠」は本格ホラー映画として私に衝撃を与えました。

むしろ実写より描ける世界観が広大なほど恐怖は増殖されたように思います。

その異様な世界観を超絶絵師である坂本サク監督が見事に表現しており、

監修にホラー界のマルチクリエーターである福谷修氏が参加している事も

作品のクオリティーを高めている要因だと感じました。

ラブストーリーも良いですが、たまには本格ホラーアニメーション映画「アラー二ェの虫籠」を是非!

                       

 

永江二朗 

 (  映画監督/(『トモダチゲーム』『心霊写真部』『ダウト-嘘つきオトコは誰?-』) 

 

サクさんの長編、すごく楽しみにしています。

相変わらず全部一人で作るという、大変というか、

本当に体だけは気をつけてほしいなと思うんですけど、

新しいサクさんワールドが世に出るように僕も応援しています。

               

 

加藤久仁生 

 (  アニメーション作家/第81回アカデミー賞 短編アニメーション賞受賞『つみきのいえ』) 

 

 

『イノセンス』のデジタルエフェクトを担当した坂本サクさんの監督作だけに3DCGの美術が美麗。

不気味な集合住宅を舞台にヒロインの受難を描くホラーで、

主役の花澤香菜さんの悲鳴演技が堪能できる。

原作、脚本、アニメ制作、音楽、監督の5役を1人でこなす映画なのだが、

鑑賞後にこのボリュームの作品を1人のパワーで作ったという事実に改めて驚かされた。

 

 

のざわよしのり

 (映画ライター)
                       

 

 

坂本サク監督が一人で制作したことが話題の作品ですが

「一人で制作」ということは忘れて引きこまれました。

さまざまなジャンルの影響を感じさせつつ、

何にも似ていないこの作品だけの感触を持った映画です。

ホラーファン、アニメファンはもちろん、多くの方に届いてほしい作品です。

宮腰まこと

(映画情報サイトfjmovie.com)

                   

© 坂本サク/合同会社ゼリコ・フィルム